スケートボードのウィールについて初心者にも分かる選び方やおすすめの定番人気スケートブランドを解説していくぞ!ABECやオイルグリスタイプで乗り心地が変わってくるため自分に合ったものを選ぼう!
ベアリングとは?
ベアリングは、ウィールの中に組み込まれている回転を補助させる部品だ。
ベアリングは1つのウィールに対して2つ装着され、つまりスケボー1つに計8つのベアリングが必要となる。
地味ながら重要なギアであり、ベアリング次第でスケートの滑走性能が大きく変わってくる。
ABEC(エイベック)という性能等級や、オイルタイプとグリースタイプなど種類もさまざまだ。
ベアリングの各部の名称
ベアリングの各部にも名称も覚えておこう。
シールド
シールドはベアリング内部を防護するためのカバー部。
取り外せば内部をメンテナンスすることができる。
ボール
ボールとはベアリングの内部にある小さい金属の玉のこと。
ベアリングの中で回転することで加速させている。
ベアリングの選び方
ここからはベアリングの選び方を解説していこう!
大きく分けてABECで選ぶ方法と、オイルかグリスかで選ぶ方法があります。
ABEC(エイベック)を選んでみよう!
ベアリングには、「ABEC(エイベック)」というスピードの性能を表す規格がある。
ABECの値が大きいほどスピードが早くなり価格も高くなる。
スケートボードで使われるベアリングは一般的には3か5か7となっているぞ。
ABECは、スキルやスタイルによって選ぼう。
初級者は3か5で十分で、上級者になってから7など早いベアリングを使うことをおすすめするぞ。
クルージングスケート重視なら7がおすすめだ。
3 | 普通。初級者向け。 |
---|---|
5 | やや早め。中級者向け。 |
7 | 早め。上級者向け。 |
ABEC7は壊れやすい?
昔の製品はABECが高いほど壊れやすいものが多かったが、現在は品質も向上し問題ないぞ!
オイルタイプかグリスタイプかで選ぶ
ベアリングには「グリスタイプ」と「オイルタイプ」とがある。
一般的にはグリスタイプが主流で、手入れの必要がないベアリングで、内部に潤滑用グリスが入っており壊れるまで回転力が持続する。
(基本的に両サイドにカバーが付いている)
オイルタイプは、定期的にオイル注入が必要となるベアリングで、潤滑な回転で伸びのある走行が可能だ。
カバーの開いてる片面に専用オイルを注そう。
グリスタイプ | メンテナンスが不要。速さには限界がある。初級者向け。 |
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オイルタイプ | 速い。メンテナンスが必要。上級者向け。 |
グリスタイプにオイル注入はOK?
グリスタイプにオイルを注入してしまうと、油が固まり性能が著しく落ちてしまうので注入してはいけないので注意しよう。
ベアリングの価格はいくらぐらい?
スケートブランドのベアリングの価格は2千円~7万円くらいだ。
おすすめの人気ベアリングブランド6選
ここからはベアリングで人気の高いおすすめのスケートブランドを紹介してこう!
ベアリングを選ぶ際の参考にしてほしい。
BONES(ボーンズ)
「BONES(ボーンズ)」は、ベアリングではトップ地位にある人気ブランド。
スイス製のベアリングは性能も品質も最高峰だ。
価格は少々高いもののハイクオリティなベアリングを選びたい人におすすめ。
参考価格 3,500~7,000円
NINJA(ニンジャ)
「NINJA(ニンジャ)」は、世界に誇る日本のベアリングブランド。
日本の技術力が生み出す高品質なベアリングは世界から信頼を集めている。
手裏剣型の入れ物が個性的で知られている。
参考価格 3,000~5,000円
ANDALE BEARINGS(アンダレーベアリング)
「ANDALE BEARINGS(アンダレーベアリング)」は、スタースケーターが揃うベアリングブランド。
高品質・高強度の鋼素材を使用しており優れた耐久度が特徴だ。
参考価格 3,000~5,000円
ANDALE BEARINGS(アンダレーベアリング)について
MINI LOGO(ミニロゴ)
「MINI LOGO(ミニロゴ)」は、BONESの製造工場で作られるコスパを優先するプライベートブランド。
上質なベアリングながら非常にリーズナブルな価格となっており、初級者から上級者まで愛用されています。
参考価格 1,600~2,000円
BRONSON(ブロンソン)
「BRONSON(ブロンソン)」は、優良なベアリングを追及しているブランド。
最新テクノロジーを駆使して完全スケートボード用として開発されたベアリングは高い耐久性と抜群の滑走性能を備えている。
参考価格 3,000~6,000円
PIG(ピッグ)
「PIG(ピッグ)」は、大手スケートメーカーに属するパーツ専門ブランド。
安定の性能に、ポップなデザインでも人気を集めている。
日本での取り扱いも多く購入しやすいブランドだ。
参考価格 2,500~4,000円
トラックを展開するブランド一覧
まとめ
初心者は、あまり気にしなくてもOKだが、ベアリングは上級者になればなるほどこだわりたいギアだ。