デッキの最適な選び方とおすすめブランド解説!

30021 2018.05.16 2021.6.8
デッキ

スケートボードのデッキについて初心者にも分かる選び方やおすすめの定番人気スケートブランドを解説していくぞ!
サイズや長さ、キックの強さで乗り心地が変わってくるため自分に合ったものを選ぼう!

デッキについて

デッキとは?

デッキとは?

デッキ(DECK)とはスケボーのボードのの部分のこと。
トリックが行えるようにさまざまな形状の変化を繰り返し、現状は左右にはそり返しがある現在の形が主流となっている。
表面にはデッキテープという滑り止めが張られており、靴をこすり上げることで飛んだり回したりすることができる。
一枚板ではなく複数のベニヤ板がプレスされて作られており、衝撃に耐え折れにくい工夫がされている。
ギアの中では消耗ペースは早くもっとも交換頻度が高くなる。

デッキ各部の名称

デッキの各部名称

ノーズ

ノーズとはデッキの前方のそり返し部分のこという。
オーリーの時に足が引っかかりやすいようノーズはテールよりもキックが強くなっているぞ。

テール

テールとはデッキの後方のそり返し部分のことをう。
テールを踏み込こむことでボードのさまざまなコントロールができるぞ。

コンケーブ

コンケーブ

コンケーブはデッキの側面のそり返しのこと。
デッキに対する足の掛かりを助ける役割がありる。
コンケーブの湾曲が強いほど回し技をやりやすく、逆にゆるいと安定感が増すぞ。

キック

キック

キックはノーズとテールのそり返し部分の総称です。
そり返しが強いほどオーリーでの高さが出しやすく、そり返しが弱いほど安定感が増すぞ。

デッキテープ

デッキテープ

デッキテープはデッキの表面の滑り止め用シールのこと。
デッキテープがあることでオーリーなどのトリックが可能になる。
デッキテープ専門のブランドもあり目の粗さなど上級者はこだわっている。
前後の見分けのための切れ目であるラインを入れたりもするぞ。
デッキとは別売りの時もあるのでデッキを購入する際はしっかり確認しよう。

グラフィック

グラフィック

グラフィックはデッキの裏面のプリントのこと。
デザインはブランドによって多種多彩で、ここで自分の個性を表現できるのもスケートボードの楽しさ。
ポップなものから芸術性の評価も高いものまであり、自分の好きなものを選ぼう。
またグラフィックが無いブランクデッキといわれるものもある。

最適なデッキの選び方!

最適なデッキの選び方

ここからは、デッキの最適な選び方を解説していこう。
スケボー初心者の人やこれから購入を考えている人は参考にしてほしい。

まずはデッキの"長さ"を決めよう!

デッキ選びはまずはデッキの長さを決めよう。
デッキの長さは自身の身長に合わせて選べばOKだ。
デッキが身長に対して合っていないとボードコントロールやトリックも難しくなってしまうぞ。

身長 ~140cm 27インチ(68cm)~28インチ(71cm)
身長 140~150cm 28インチ(71cm)~29インチ(73cm)
身長 150~160cm 29インチ(73cm)~30インチ(73cm)
身長 160~170cm 30インチ(73cm)~31インチ(78cm)
身長 170~180cm 31インチ(78cm)~32インチ(81cm)
身長 180cm~ 32インチ(81cm)~
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初心者におすすめの"長さ"は?

スケートレベルに関係なく長さは身長に合わせよう!

デッキの"サイズ(横幅)"を選ぼう!

次はデッキのサイズ(横幅)を選んでみよう。
デッキサイズは、やりたいトリックや、自分のスタイル、環境で選べばOKだ。
回し系やクイックなトリック重視なら細め、ランプスケートなど安定重視なら広めのデッキがおすすめだ。

7.25インチ以下 細め。ストリートスケート向け
軽く、回し系の技が出しやすい。
7.5~7.75インチ 普通。オールラウンド
幅広いスケーティングに対応できる。
8.0インチ以上 広め。ランプスケート向け
安定性が高くバランスが取りやすい。
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初心者におすすめの"横幅"は?

初心者におすすめのサイズは、安定感のある7.5以上だ。
ただ、そこまで気にしなくても大丈夫だ。

※適正サイズは目安なので条件や好みによっても変わるぞ

キックの"強さ"もこだわってみる

スケート中級者になればキックの強さもこだわりたいところ。
キックが強ければ高いオーリーが可能になり、キックが弱ければクイックなオーリーや連続トリックが出しやすくなるぞ。
いろいろ試してみて、自分にベストなキックの強さを見つけていこう!

強い 高いオーリーを繰り出せるが、クイックなトリックは少しやりにくい。
弱い オーリーの高さは出しにくいが、クイックな動きをとりやすい。

"コンケーブの強さ"もこだわってみる

コンケーブもメーカーやモデルによってもさまざま。
コンケーブが強ければ回し系トリックがやりやすくゆるければオーリーなどが安定しやすいぞ。
初心者の場合はあまり強くないほうがおすすめだ。

強い グリップがよく、足がデッキに引っかかりやすくフリップ系のトリックがやりやすい
足の細かな移動がしにくいのでフリースタイル系トリックには不向き。
バランスを取るのが難しいので初心者には難しい。
弱い グリップがないのでフリップ系トリックはしにくい。
足の細かな移動がしやすくフリースタイル系トリックには向いている。
バランスが取りやすく安定性が高い

"デッキテープ"もこだわってみる

デッキテープにも"粗さ"など微妙な差があるぞ。
目が粗ければシューズとの引っかかりが良くトリックなどを行ないやすい反面シューズの消耗が激しくなってしまう。
目が粗くないと、シューズの消耗は抑えられるが、デッキの引っかかりは弱くなるという特性がある。

粗い(あらい) シューズとの引っかかりが良くトリックを行ないやすいが、シューズの消耗が激しくなる。
粗くない(あらくない) シューズの消耗は抑えられるが、デッキの引っかかりは弱くなる。
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デッキテープの"ライン"とは?

ラインとは、ノーズ、テールを見分けやすくするデッキテープを張るときに入れるスリットのことだ。
ラインを入れる入れないは好みの問題なのでどちらでもOKだ!

デッキを購入するときの注意点

ノーブランドのデッキには注意

ノーブランドのデッキには注意

スケートブランドではないノーブランドのデッキも販売されている。
価格が安いためついつい購入したくなるが、これらのデッキは低品質のものが非常に多い
プレスが弱くすぐ折れたり、キックがほとんど無かったり、デッキテープもさらさらなどスケートのパフォーマンスを大きく低下させてしまうぞ。
デッキを選ぶ際は必ずスケートブランドのデッキを選ぶようにして欲しい。

デッキの価格はいくらぐらい?

スケートブランドのデッキの価格はおよそ5千円~1万円くらいだ。
あまりに安いものはやめておこう。

おすすめの人気デッキブランド13選!

ここからはデッキで多くのスケーターに選ばれているのおすすめの人気ブランドを紹介していこう!

BAKER(ベイカー)

BAKER(ベイカー)

BAKER(ベイカー)は、実力派ライダー揃いの人気ブランドだ。
硬くて弾きが良く折れにくいデッキは多くのスケーターに支持されている。
コンケーブは弱めでスタンスが変えやすく乗りやすさも抜群だ。

価格目安 9,000~12,000円

PLAN-B(プランビー)

PLAN-B(プランビー)

PLAN-B(プランビー)」は、カリスマ人気ライダーが多数所属するスケート界を代表するブランド。
しなやかなシェイプのデッキはスケートトリックのやりやすさを徹底にこだわっている。
シックでアーバンなグラフィックデザインも魅力だ。

価格目安 9,000~12,000円

ELEMENT(エレメント)

ELEMENT(エレメント)

ELEMENT(エレメント)」は、トップレベルのライダーを多数抱える一大ブランド。
デッキは最新素材と技法を駆使し耐久性に優れているのが特徴だ。
グラフィックは自然との調和をコンセプトにデザインとなっている。

価格目安 8,000~12,000円

TOY MACHINE(トイマシーン)

TOY MACHINE(トイマシーン)

TOY MACHINE(トイマシーン)」は、スケーター兼アーティストのエド・テンプルトンが立ち上げたブランド。
癖のないシェイプのデッキはオールマイティに使うことができる。
モンスターが描かれた製品はスケーター以外にも広く知られている。

価格目安 9,000~12,000円

GIRL(ガール)

GIRL(ガール)

GIRL(ガール)」は、世界中のスケーターに愛される大人気ブランド。
やや細身のモデルが多く、ストリートスケートには最適なデッキが特徴だ。 ユーモア溢れるなアートワークはセンスも抜群だ。

価格目安 9,000~12,000円

SANTA CRUZ(サンタクルーズ)

SANTA CRUZ(サンタクルーズ)

SANTA CRUZ(サンタクルーズ)」は、1973年から続く老舗ブランド。
やや幅広なシェイプのデッキが多く安定感を求める人におすすめだ。
ハードコアなアートワークは、スケート界以外でも絶大な支持を得ている。

価格目安 9,000~12,000円

DARKSTAR(ダークスター)

DARKSTAR(ダークスター)

DARKSTAR(ダークスター)」は、ハードコアスタイルを貫くスケートブランド。
デッキは国内でも取り扱い数が多く購入しやすいブランドとなっている。
バランスを取れたシェイプのデッキは万人向けといえる。

価格目安 9,000~12,000円

ENUFF(イナフ)

ENUFF(イナフ)

ENUFF(イナフ)」は、2006年に設立されたイギリスの新ブランドだ。
カナディアンメープル100%ながらリーズナブルな価格で展開しているデッキは、世界中で大好評となっている。
初めてスケートボードを購入する人にもおすすめだ。

価格目安 7,000~9,000円

MADNESS(マッドネス)

MADNESS(マッドネス)

MADNESS(マッドネス)」は、ロサンゼルス発の若いブランドだ。
ウィールバイトしにくい様にホイールウェルが彫られたデッキなども展開している。
コンクリートパークでハードに攻めたいスケーターにおすすめだ。

価格目安 10,000~11,000円

ALIEN WORKSHOP(エイリアンワークショップ)

Alien Workshop(エイリアンワークショップ)

ALIEN WORKSHOP(エイリアンワークショップ)」は、90年代から続く老舗ブランド。
デッキはストリートスケートに最適なシェイプで扱いやすさも抜群だ。
国内でも取り扱いが多いブランドで購入しやすい。

価格目安 10,000~12,000円

ENJOI(エンジョイ)

enjoi(エンジョイ)

enjoi(エンジョイ)」は、名前のとおり"楽しむ"をテーマに掲げるブランド。
バランスのとれたシェイプのデッキはストリートでもパークでも対応してくれる。
ポップでかわいいグラフィックが好みの人におすすめだ。

価格目安 9,000~12,000円

REAL(リアル)

REAL(リアル)

REAL(リアル)」はサンフランシスコ発の有名スケートブランド。
スケートとミュージック、アートを融合させた個性的なグラフィックが特徴だ。
デッキはやや幅広なモデルが多く安定性に優れているぞ。

価格目安 9,000~12,000円

MINI LOGO(ミニロゴ)

MINI LOGO(ミニロゴ)

MINI LOGO(ミニロゴ)」は、大御所メーカーパウエルのコンセプトブランドだ。
グラフィックをシンプルにすることにより、大幅なコストダウンを実現したアイテムを展開している。
できるだけ予算を抑えたい人におすすめだ!

価格目安 5,000~6,000円

デッキを展開するブランド一覧

ブランクデッキもおすすめ!

ブランクデッキもおすすめ!

ブランクデッキとはグラフィックの描かれていない無地のデッキのこと。
性能は同じながら、ペイントにかかるコストをカットした分安価になっている。
コスパ重視のスケーターにはおすすめだ!

まとめ

デッキは、ブランドやモデルによって乗り心地も大きく左右されるギアだ。
いろんなデッキを試していれば自分に合うデッキが見つかると思うぞ!

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